他人に聞く前に自分で考えろ!

他人に聞く前に自分で考えろ!

昨夜、ある高3生が「他人に聞く前に自分で考えろ!と言われて
育ってきたから、まず自分で考える癖がついているのです。」と私に話しました。

ある高3生の父親の言葉

ある高3生は、
「他人に聞く前に自分で考えろ!」と
言われて育ってきたそうです。

だから、他人に聞くことはほとんど無いそうです。

「誰から、他人に聞く前に自分で考えろ!と言われてきたの?」と
私が聞きました。

そのある高3生は「父親から言われている。」と。

どんな場合に「他人に聞く前に自分で考えろ!」と言われるの?

私は、
「例えば、どんな時にそう言われるの?」とさらに尋ねると、

そのある高3生は、
「ラジカセが壊れた時に、ラジカセが壊れた!どうしようか?と
父親に聞いたら、親に聞く前に、どうしたら直るのか自分で考えろって
言われ、調べたけれどもね、、、わからなかったから、、、、
心の中でわからないから聞いているのに、、、って思って、
それから父親には聞かない!
だって聞いても絶対に、
他人に聞く前に自分で考えろって言うだろうから。

わからないことが山積み

だから
わからない事でも、他人に聞いたことはなく、
全部自分で調べるから、わからないことが山積みなのですよ。
先生に聞いたらいけないと思って、、、聞かないのですよ。」と。

受験には期限がある

私は、
「受験には期限があるから、自分で調べたり、
勉強の工夫をしたりできる時間がないわよ。
特に高3生の今の時期になったら、聞いたが勝ちよ!
聞いた方が早いわよ!

何でもわからなかったら、聞いてね。
何でも質問しても大丈夫よ。」

この会話のきっかけは何?

ある高3生が、自慢しながら
物理のできなかった問題ノートについて話しました。
その話の内容がこの会話のきっかけです。

物理のできなかった問題ノート

「物理ができないから、物理のできなかった問題を、
コピーして、物理のできなかった問題ノートを作っているのですよ。
どう思いますか?良いと思いませんか?工夫しているのですよ!

それから
滑り止めの大学の過去問題を解いていますが、
どう思いますか?」と。

時間の余裕がある高1、高2生時代

私は、
「高2生の時とか、高3生の1学期ならば、時間の余裕があるから
物理のできなかった問題ノートを作成するのは、効果があると
思うわよ。でも、もう高3生の11月よ。作成するだけで満足して、
できなかった問題が出来るようにする時間がなくなるのでは?」と。

「そうか!できなかった問題が出来るようにする時間がないか!
もう時間がありませんよね。」と納得。

滑り止めの大学の過去問題だけでは、、、

そのある高3生は続けて、
「滑り止めの大学の過去問題をやっても、出来るように
なるのかなぁ!」と独り言のようにつぶやきました。

私は、
「もちろん滑り止めの大学の過去問題だけをやっても、
出来るようになるわけではないから。
挑戦大学の過去問題も同時に解いてね。
ある程度難しい問題も解かないと、勉強のモチベーションが
上がらないわよ。」と。

聞けば良かった!

そのある高3生は、
「なんだ!そうなんだ!聞けば良かった。
聞いたらダメだと思っていて、、、、
他人に聞く前にまず自分で考えろって父親に言われて
育っているから、、、聞いたらいけないと思って、、、、」と。

私は、
「普通の場合には、確かにそうだけれども、
受験は期限があるからわからないことをわからないままにするよりも、
わかる人に聞いた方が、早く問題が解決し、合格の方向へ行くでしょう。
合格しやすくなるわよ。」と。

信頼できる人に聞く

受験は期限があるので、
わからないことは積極的に知っている人に
聞く方が、わからないことが早くわかるようになるので、
どんなことでも知っている人に聞くのが良いと思います。

信頼できる人に聞いて下さいネ。

 

 

 

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