国公立大学?それとも私立大学?どちらに入りたい?

国公立大学?それとも私立大学?どちらに入りたい?

今日は、新学年が始まる前の春休み期間中なので、「国公立大学?それとも私立大学?どちらに入りたい?」について、30年以上大学受験指導をしている私がこの10年ほどを振り返って書いてみようかと思います。

私が2002年に茨城県にも予備校を設立した際 「横浜とはずいぶん異なる大学受験」だと感じました。

私が2002年に茨城県にも予備校を設立した際に、茨城県と言っても東京まで40分ほどの距離ですから横浜の中心からの東京までの時間とさほど差はないのかと思っていましたが、大学受験に関しての意識はかなり異なりましたね。

横浜は、大学を自由に選択できるのですが、やはり茨城ともなると大学への選択の幅が少ないと感じました。茨城県では進学校の高校生のほぼ大半が国立大学志望者の方たちでしたね。

2002年には茨城県では県南といえども国公立大学志望者が多いということでした。

2002年当時、茨城県では国公立大学志望者が多いと感じる

茨城県では、2002年当時の私は国公立大学志望者が多いというので、国公立大学に合格させるという意気込みで指導していました!

ところが、2004年に筑波大合格した私の生徒は、私立大学に進学

ところが、2004年の卒業生はせっかく筑波大学に合格したにもかかわらず、東京理科大学に進学してしまいました。

この生徒の話しは、M君としてこちらで少し書いています。→https://activeintheworld.com/blog/13/

2005年に卒業した国立大学合格者の生徒も、私立大学へ進学

2005年に卒業した県立難関校の生徒も、茨城大学を滑り止めと考え明治学院大学(横浜キャンパス)に進学してしまいました。当然茨城科大学に進学すると私は思ったのですが。その選択に驚きました。

2006年の国立大学合格者も私立大学に進学

2006年に茨城大学教育学部を第一志望にしていた県立名門校の生徒は、北里大学に合格すると心を変えて北里大学に進学してしまいました。私がその生徒の進学の報告を聞いてびっくり驚いたのは言うまでもありません。それまで北里大学に進学したいと一度も聞いていなかったからです。

2006年、筑波大学合格者も山形大学合格者もその第一志望大学に合格し喜んで進学しました。

2008年、私の生徒たちの大半は国公立大学に進学しました!

2008年、筑波大学や信州大学や茨城大学を第一志望にしていた生徒たちは、全員それぞれの第一志望大学に進学しました。

しかし、一人の生徒が法政大学に合格すると国公立大学を受けない、法政大学に進学すると宣言し私を驚かせました。その生徒の親御様も大変驚いたようです。それまでずっと国立大学志望だと言っていたからです。

茨城県では優秀な生徒は誰でも、国公立大学志望だと言うのだと知る。

私は、その数年で「茨城県では誰でも優秀な生徒ならば、国公立大学を第一志望大学だと言うのだ!」と実感しました。

横浜で大学受験指導をしている時とは、だいぶ異なるのです。横浜では誰でも行きたい大学に行きたいと生徒たちは自分の学力に関係なく主張していましたから。

茨城県では、先ず名門進学校の生徒なら誰でも「筑波大学第一志望。あるいは千葉大学第一志望。」と言うのだと知る。

私は2002年から茨城県でも大学受験指導を始めていましたが、茨城県では進学校の生徒は誰でも、先ず「第一志望大学は筑波大学とか千葉大学とか言う。」のだと実感しました。

それなら、「東大!」だと言ってほしいですね。東大を目指さないと、筑波大学も千葉大学も合格が見えません。

2010年は衝撃的なことが起こりました!東北大学合格者は、早稲田大学へ進学!

2010年、東北大学に合格したのに早稲田大学に進学してしまいましたよ!東北大学の近くにお母様のご実家があるというのに、早稲田大学に進学してしまいました!私は非常に驚きましたね。東北大学は旧帝国大学ですよ!本人のその選択に本当に驚いてしまいました!

2010年、結局国公立大学に合格したにも関わらず、誰も国公立大学には進学しませんでした。

2014年、2015年生徒も国公立大学を選ばず、慶応大学に進学してしまいました。

2014年、2015年生徒たちも結局誰も国公立大学を選択せずに、私立大学に進学しました。

2014年慶應大学に進学した生徒は、センター試験2日目の理数科目さえも受験しませんでした。慶応大学には数学も使って受験したのにですよ。頑なに「センター試験2日目は受験しない。」と言いましたね。「慶応大学に合格するためには、センター試験2日目の勉強は必要がない。」と頑として言い張りましたね。確かにそうなのですが。

「前期一ツ橋大学、後期御茶ノ水大学という国公立大学を滑り止めに。」と勧める学校の先生の進学アドバイスにも頑として聞かなかったそうです。

最近の大学受験の傾向は、親世代の進学状況とはかなり異なるのです。

1990年代までの高校生の感覚では、筑波大学や千葉大学に合格すれば、早慶大学に合格してもおそらく国立大学である筑波大学や千葉大学に進学すると思いますが、現在では旧帝国大学といえども、関東では早慶大学に進学してしまうのです。

 それでも先ずは国公立大学を志望しましょう!東大を誰でも目指しましょう!

高校に入学する人は、誰でも東大を目指しましょう!東大を目指して勉強すれば、行きたい大学に最短で行かれるのです。ですから東大を目指して勉強しましょうね。

そして先ずは英語を得意科目にしましょう!学校の勉強に自力で数学がついて行かれないようであれば、国公立大学は諦めなければなりません。

英語と数学を不得意科目にすれば、行きたい大学には行かれなくなりますよ。

高校授業は、初めが肝心です。

国公立大学でも推薦入試が、30%にも増えるのですからね。学校の勉強もし同時に一般受験もできるように学力を高めていく必要があるということです。

いずれにせよ早めの対策が必要です。

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