このところ先日雪崩れで亡くなった8名の方の通夜・葬儀などが執り行われています。毎日その報道がなされています。
8名の方はさぞかし苦しく辛い最後だっただろうと。安らかに永眠下さい。ご冥福をお祈りしています。
雪崩れで亡くなったという報道を聞いて。
私も卒業生や在籍生の高1生や高2生を春スキーに何度も連れて行っていますので、その報道を聞いて残念な結果だと思いました。スキーでさえも、春スキーとなると大変慎重になります。
高校生たちは冒険が大好きなので、おもしろいコースやさほど人が行かないコースへ行きたがります。
いつも目を光らせて誰がどこで滑っているのかを確認していました。集合する場所近くを通るように、そして一時間おきに集合場所に来るように生徒たちに厳しく言い聞かせました。
今回は、ラッセルの指導ということで先頭の高2生たちが犠牲となってしまいました。残念です!
経験という自信!
今回の担当責任者の先生は、経験からの判断を下したとのことでした。改めて経験に頼るのは恐ろしいのだと実感しました。もちろん経験は大変大切です。しかし経験が古いものであればそれは役にはたちません。
その責任者の先生も数年前の経験で判断を下したそうです。
数年前の経験に頼るのは大変危険です。判断を誤ることもあるのです。
ある名門県立高校の高3生を担任していたある女の先生が古い経験で、私の生徒を指導しました。2015年にその先生は、転任されその名門県立高校には今はもう在籍されていません。県立の高校の先生は不適切な指導をすれば転勤になるので、羨ましいとさえ思うこともあります。
その名門県立高校の高3担任の先生は、2013年の大学入試で古い経験「国公立大学入試は私立大学よりも難しい。私立大学入試は国公立大学より易しい。だから国公立大学型の勉強をすれば、私立大学に合格する。」というものでした。そのように経験から思い込んでいたようです。それで担任の高3生たちを指導されたので、その指導に従った高3生は入試に成功することができませんでした。
私の生徒たちの中でその担任の指導に全く従わなかった高3生は、第一志望大学に合格し楽しく有意義な大学生活を送っています。
しかし優秀な生徒ほど学校の先生に従うので、その担任の指導に従った高3生徒は受験に成功していません。思いもしない大学に進学しています。残念で悲しかった私の思い出です。
2015年卒業生たちに対しては、その女性の担任の先生は新しい経験をしたので、異なる受験に関する助言をされました。
その後2015年卒業の高3生もその女の先生は担任していました。2015年卒業の高3生たちには、「2014年の自分の子供の大学入試経験で、国公立大学は私立大学よりも難しいいというわけでもない。私立大学入試と国公立大学入試と同じように受験準備をしたら浪人になる可能性が高い。自分の子供もで経験してようやくわかった。私立大学と国公立大学の受験とは全く異なる。だから国公立大学対策の勉強をしても私立の一般入試に合格できるわけではない。」と話されたそうです。
今回改めて経験という自信にに陥らないように自分に戒めました!
2020年に向かって30年以上大学受験を毎年経験している私でも予測できない入試改革になりそうなのです。
かってない大学課程と高校課程の改革なのです。高校の先生たちが教えてもらっていない方法で、2020年以降授業が行われる予定です。
大学入試は早めの準備が大切です。
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私は、4月5日に経済評論家勝間和代さんとタイ訪問。その後シンガポール出張授業に出向きますので、13日まで日本にはいません。
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