3月8日日曜日にジェフの英語
Read For Action(RFA)という読書会に
参加しました。
RFAは神田昌典さんが
主催しているようです。
私は文学部を出ているので、
文学に関してはかなり学んでいます。
読書も大好きで
高校の図書館の本を
ほぼ全て読んだ記憶があります。
ですから
読書に関してはかなりの思いが
あるのです。
現在
高校生に現代文を教えていますので、
読書とは生活とも仕事とも
切り離せないつながりがあるのです。
大学での文学の関わりでは、
作者が何を言いたいのか
なぜその本を書いたのかに集中しました。
そして
大学を出てからは、
作者が何を伝えたいのかそして
その本から何を私は得るのかに
集中しています。
大学受験の現代文は、
例えばセンター2番の小説ならば
筆者が言いたいことはもちろん
登場人物の心の動きなども
理解しなければなりません。
そして背景描写にも
目を向けなければなりません。
センター2番の小説は、
できる生徒と苦手な生徒とで差がつきます。
心理描写を理解できないと
点が取れないからです。
センター1番の評論は、
書いてあることが理解できているのか
正しく読めているのかに言及されますが、
要は書いてあることが選べれば
正答になるのです。
とは言えども
高校生は、
書いてあることを正しく
選べないことが多いです。
選べないことが多いです。
必然的に
学校の勉強・試験という関門に
関係している
読書から
高校生は離れてしまうのです。
本来本を読むとは、
その本から得られるものが
楽しいとか
自分が知りたいことを
本が教えてくれるから読むのだと
思うのです。
しかし
入試やテストは異なります。
今回ジェフの英語RFAに
参加して改めて
このことを思い興しました。
本は筆者が伝えたいことを書いているので
私たちは読むのですが、
本来の本はその本から
自分が何を得たいのかに
あるのだということを思い興したのです。
正しく読むことはもちろん大切ですが、
それよりも
その本から何を得られるのかに
かかっているのだということを
今回ジェフの英語RFAに
参加して改めて思いました。
私は日々の高校生との指導の中で
正しく読む方法を教えています。
私は正しく読まねばならないと
日々考えているのです。
でも、
本は自分らしく読んで良いのです。
日々高校生には
「大学に入ったら好きに読んでも良いのよ。
正しく読む必要はないのよ。」と
言っているのにです。
本は全部読む必要もないし、
自分らしく読んで良いのです。
「正しく読む」は
受験に必要だからです。