家庭での手作りの温かいご飯は、受験生の癒しになります。 受験生は美味しいご飯を、望んでいます。

家庭での手作りの温かいご飯は、受験生の癒しになります。 受験生は美味しいご飯を、望んでいます。

毎日受験生の高校3年生と30年以上コミュニケーションをとっています。

昨夜テストを受けに来なかった生徒がいました。

昨日、先週から高3生にアナウンスしていたテストを受けに来なかった生徒がいました。授業が始まるころの8時前に私に言い訳をしにやってきました。「すっかりテストがあることを忘れていました。でも家できちんと勉強していましたよ。」と。

私はそんな風に言い訳するのを予測していました。「生徒とはそのように言い訳をする」というのが、私の認知です。

 

言い訳をしてほしくはない。そして事実のみを伝えることの大切さを伝えました。

そしてそのような言い訳をしてほしくないことを、生徒全員に伝えました。「私は、皆さんが勉強していると信頼している。そして私は皆さんの学力が正確にわかっているので、成績が下がっていない限りには、皆さんに勉強するようにと注意することはない。」と。

 

高校生、それも高3生の受験生は今の時期に勉強以外のことをしていると、大学に行かれそうもない成績ならば放っておかれるか難関大学に行かれそうな成績ならば厳しく叱られるかのどちらかです。優秀な生徒ほど、厳しく叱られる経験がないので、テストを受けるのを忘れていたこの生徒は、私に厳しく叱られ見放されるのを恐れて私に言い訳を言ったと感じました。

 

私はテストを受けるのを忘れたぐらいでは叱りません。むしろ忘れたという背景、風邪をひいたのかあるいは体調がすぐれず家で寝ているとかなどを気にしています。親が仕事で忙しく子供の様子をきちんと把握できていない場合もありますからね。

 

私は、親の目線で「最近このところ勉強で忙しいので、お母様が心を込めた夕飯を作り食べてから塾へ行くように。」との計らいで、うっかりテストがあることを忘れてしまったと感じていました。母親の美味しいご飯という甘い誘惑に打ち勝てる人はいませんからね。

 

その生徒はさらに続けて、「5時前にラインを見たけれども、何もなかった。だから今日のテストはないと思った。」と。

私は、「先週からテストをすると言っていたから、、、一人だけ来ないので、5時半にラインしてその後はそのままよ。」と。「見なかったのです。きちんと勉強はしていましたよ。」とその生徒の返事。

 

家庭の手作りのご飯は甘い誘惑 毎日暖かい夕飯が食べたいですね。

家庭での手作りの出来立てのご飯は美味しいですね。誰でもその甘い誘惑には勝てません。毎日受験生はともするとそのようなご飯を食べることができなくなります。たまにはあるいは毎日食べても大丈夫だと思います。

ラインを見なかった理由はわかりません。やはりお母様の手作りの温かい夕飯を久しぶりに食べたかったのだと私は思っています。

私の感は当たっていました。病気でも風邪でもなく、実際に元気で現れたのでほっとしました。

もし私ならば、「ラインを見たら行かないとまずいから見ない。」あるいは「美味しい夕飯までしっかりと勉強していたのでラインを見なかった。」になります。私もきっとその甘い誘惑には勝てないと思います。ああ、お腹が空いた!

わからない場合には何でも尋ねること。 聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥

「今日、テストがあるのか?ないのか?」、もしどちらかわからなければ、尋ねるしかありません。「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」ここまで大げさでないにしても、わからない場合には尋ねることが大切ですよ。まぁ、お母様の美味しいご飯が食べたかったのでしょうけれども。

「何でも聞きなさい。尋ねなさい。」と言ってもなかなか実行できないのが私たちですね。

お母様がお料理上手な生徒は直ぐにわかりますからね。又料理下手のお母様の愚痴を言って自分を慰める生徒もいます。高校生と会話していると楽しいです。家庭の中がまるまる見えますよ。

 

「恥ずかしいから、家のことを言わないで!」と子供に口止めしている親御様も多いですね。

 

家庭での美味しい温かいご飯は、受験生にとっての何よりの癒しなのです。

学校でのお昼のお弁当あるいは夜の塾でのお弁当や温かい手作りの夕飯は、受験生にとっての何よりの癒しです。

 

受験生のお母様、お父様、受験生は美味しい手作りのご飯で、さらに勉強に頑張ろうと思うのです!

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