大学受験を利用し、英語力を上げよう!
私の周りの若い20代30代の人たちの多くは、一生懸命にTOEICのスコアを上げようと努力しています。
今日は、大学受験に関わって30年以上の私が英語を勉強しなければならない理由を書いてみようと思います。
何故「大学受験を利用し、英語力を上げよう!」と受験生に勧めるのか?
私の周りの若い20代30代の人たちの多くは、一生懸命にTOEICのスコアを上げようと努力しています。彼らに「なぜTOEICのスコアを上げる必要があるのか」を聞いてみると、
①昇格条件を満たすため
②海外勤務を目指すため
と答える人が多いです。
受験生には思いつかないことですね。
要するに
①給料を上げたい。
②自分のやりたいことを実現する
というのが理由です。
TOEIC400点レベルとはどのぐらいなのか?
高校時代に模試で偏差値50を切る英語力だと、およそ日・東・駒・専レベル偏差値の英語力だということになります。
およそTOEIC400点レベルです。
この学力だと、就職を見つけるのはまず難しいでしょう。最近では、日・東・駒・専レベル偏差値の私立大学では、TOEICスコアアップを勧め授業英語プログラムに組み込んでいる大学も多いです。
TOEICのスコアアップ後はどうなったのか?
私の周りの若い20代30代の人たちの多くは、一生懸命にTOEICのスコアを上げようと努力している彼らに「TOEICのスコアアップ後はどうなったのか?」と、さらに続けて聞いてみました。
〇英語を使うプロジェクトに参加できた。
〇会社の費用で英語研修会に参加できた。
〇海外出張が多くなった。
〇海外での仕事を任されるようになった。
などです。
つまり環境が好転しているのです。仕事の中に英語が組み込まれたため、勤務時間中に英語を使うので、さらに英語力が伸びるそうです。
私の30代の英語苦手な教え子も、英語が自分よりもできる人が会社内の近い部署にいるので、どうしてもその人に英語の仕事が回って行ってしまうと嘆いていました。その卒業生は難関大卒です。
英語ができるという、評判が必要なのですね。それにはTOEICのスコアが利用できそうです。
TOEICのスコアとは何?
TOEICは英語の実力を測るためのテストではありません。英語力の一部の学力を測るもので、資格試験あるいは入学試験のようなものです。ですからTOEICスコア900点を保持している人でも、英語力がNativeのようにあるわけではありません。
英語を勉強しようという人のきっかけは、昇格条件にTOEICがある場合のようです。TOEIC750点以上あると昇格条件を満たすようなので、英語勉強に専心するようです。昇格条件のスコアを満たせていないと、マズイと思うようです。お金は誰でもたくさんあると良いですものね。
受験生は基本自分で稼いでいないですから、英語勉強のモチベーションが低いのだと思います。でも大人になったら、社会人になったら、お給料がたくさんほしくなったら、英語資格が必要だと思えば英語力アップの努力は誰でもしますね。
大学受験を利用し、英語力を上げよう!
そう、「お給料が英語力で変わるので、英語を勉強しましょう!」となるのです。
大学受験を利用し、英語力を上げると大人になっても困りませんね。
そんな風に、考えても良いですね。