12月に入り、毎日寒い日々が続いていますね。風邪などひかないように気を付けて下さい。ホッと一息する時間も作って下さいね。
指導をしていると、学校成績は悪くないのに英語の基礎が全く固まっていない生徒に出会うことがあります。
彼らにははっきりとした共通点があります。それは、解き方よりも前の段階── 勉強姿勢・ノートの取り方・授業中の姿勢 の問題です。
入試が近づいても伸びない生徒には、必ず理由があります。今日は、実際の指導現場で強く感じた「英語ができない、英語の基礎学力がつかない生徒の典型的な特徴」をまとめ、どうすれば改善できるかまでお伝えします。
■ 1|姿勢が悪い 「身体を斜めにして座る生徒は英語ができない」
授業中、身体を斜めにして座る、イスに寄りかかる、机に突っ伏す…。
これは、基礎学力が低い生徒の典型的な座り方です。
姿勢が悪いだけで理解度は大きく落ちます。
なぜなら、
- 脳への血流が落ちる
- 書く姿勢に入れない
- 視線が教科書・板書に向かない
- 「学ぶ姿勢」が無意識に崩れる
からです。
近隣の名門高校の生徒でも、成績が伸びない子は「あぐらをかいて授業を受ける」など、姿勢の乱れが顕著でした。
学力向上は“座り方”から始まります。
先ず、椅子にきちんと座って下さい。
■ 2|スピードを意識しない 入試直前でも「急ごうとしない」危機感の欠如
入試が迫っているのに、英語ができない生徒は問題をゆっくり解きます。タイマーで計っていても。
「スピードが遅いとマズい」という感覚がありません。
これは、英語の基礎が抜けている生徒の大きな特徴です。
英語は特に、
スピード=処理能力=文法基礎+語彙力 が必要です。
英語の基礎が弱いと、どれだけ時間があっても解けません。
逆に英語ができる基礎が固まっている生徒は、早く解こうとします。
「試験への感性」が自然に身についています。
■ 3|ノートが“スカスカ”で学びが残らない
「ノートの内容がスカスカ」
「板書を書かない」
「書いてと言われて初めて書く」
これは 学力が伸びない最大のサイン です。
ノートを取らない理由の多くは、
「後で見直さないから必要ないと思っている」
という勘違いです。
しかし、ノートは“記録”ではなく思考の整理ツールです。
- 学んだことを書き出す
- 重要ポイントを自分の言葉でまとめる
- 後から書き込める余白を作る
これができないと、どれだけ授業を受けても定着しません。
つまり復習という大切な勉強習慣が形成されていないのです。
私は、生徒が復習をするように、日々指導しています。
■ 4|ノートに余白がなく、書き込みスペースがゼロ
ノートの取り方が「詰め込み型」になっている生徒も英語が伸びません。
詰めて書く→追加説明を書けない→復習不能
という悪循環に英語ができない生徒は陥ります。
英語ができる生徒ほど、余白を多めに取り、復習用のスペースを意識し、ノート作成をしています。
英語ができるようになるには、“余白の質が学びの質を決める”と言っても過言ではありません。
■ 5|板書を書き写さない
この10年ほど、近隣の名門高校や難関高校生でも、板書を書かない生徒が増えています。
英語ができるようになった優秀な生徒は、板書を理解しながら、私の説明を聞きながら、書き写しています。私の話した言葉をそのまま写してもいます。
板書は、きちんと理解して書き写していることがわかるようなノートになっています。
文字は急いで書いているので、やや読みにくい文字ですが、必ずその日のうちにあるいは翌日には復習をしているようです。
復習用のノートさえも作成しています。つまり私の授業のノートは2冊あるということです。
私は、入塾した生徒にノートの取り方から復習の仕方までこと細かに指導しています。
その指導にきちんと従う生徒は、直ぐに成績が上がり、ひと月も経たないで偏差値も10上がります。
「近藤先生、入ってまだ2週間しか経っていないのに、模試の英語の点数が20点も上がりました!初めてとった点数です!」などと喜んだ生徒が報告してくれます。
■ まとめ|英語の基礎ができない生徒は「勉強習慣の基礎」が抜けている
学校成績が良くても、英語ができない英語の基礎が身についていない生徒には共通点があります。
- 姿勢が悪い
- スピードを意識しない
- ノートがスカスカ
- 余白を作らず詰め込む
- 板書を書かない
つまり、学びの“土台”ができていないのです。
逆に言えば、この土台を整えるだけで、英語力は驚くほど伸びます。
姿勢を整え、ノートを整え、書きながら考える習慣をつける。
これだけで、英語の基礎は確実に固まり、入試にも強くなります。
英語ができない人でも、私のところに来てもらえれば、今からでも間に合うのです!

〈合格速報〉★AO推薦でGMARCH合格が出ました!
先日、嬉しい連絡がありました。
「AO推薦でGMARCH大学に逆転合格しました!」
英語の得点が強力な武器になったとのこと。
AOでは 英語で80%以上の得点が必要 とも言われていますが、地道に積み重ねた結果、見事合格されました。
🎉 おめでとうございます!今年第一号の合格者です!
努力は必ず報われます。
模試偏差値に振り回されず、正しい方法で継続することが大事です。
私の指導に従っていただければ、今からでも間に合うのです!

2020年~の合格実績
・2023年:お茶の水女子大学・筑波大学(推薦合格)
・2021・2023:早稲田大学 合格
・2020年:慶応大学(経済・商・SFC)2名 早稲田大学(商・社学)合格
執筆者紹介:クラウンアカデミー代表・近藤陽子
大学受験指導歴35年以上。
東京本郷校・龍ヶ崎市駅前校を運営する クラウンアカデミー代表。
2歳〜大人まで延べ数千名以上を指導し、 英語・国語・小論文・世界史を中心に 「読み・書き・考える力」を育てる指導を続けてきました。
とくに、英語力が最も伸びると評判の 『早慶大英語勉強会』 や、 中高一貫校生向けの読解指導には定評があります。
早稲田・慶應・東大などの国公立・GMARCHなど 多数の大学合格者を輩出。
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直ぐにお返事ができない場合もあります。少々お待ちください。
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終わりに
今年2025年は私のテーマは「丁寧な暮らし」「丁寧に暮らす」 そのためブログ投稿が遅くなっています。
読者の皆さん・受講生の皆さんと一緒に成績が伸びるブログを目指しています。
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