早慶大に偏差値35から挑む!
2017年入試も終わり、ほっとし、かつ反省時期に入っています。
2月17日に以下の投稿をしました。
今日は、又他の生徒について書いてみようかと思います。皆様の参考になると良いと思います。
今日の投稿は大変長い(5,234文字)ので、読みたい箇所を読んで役にたててほしいです。又のち程、部分的に投稿していこうと思います。
偏差値35から早慶大を狙う!
30年以上受験生たちを指導してきましたが、今年は大変素晴らしい受験生たちに囲まれました。皆さんの成績が良いからではありません。
今年の私の生徒で英語ができる生徒は、ただ一人。その生徒は慶応大学環境情報学部に合格し、進学します。又その生徒の話しは後程投稿したいと思います。
私の2017年高3受験生の中の一人の理系生徒について今日は書いてみようと思います。
英語模試偏差値は、35ぐらい 学校の成績は、クラスの中では良い。
その生徒は、難関有名中高一貫校の生徒です。私のところにやって来たのは、高3生4月です。部活をしていて、キャプテンとのこと。部活終了は、6月とのことでした。
学校の成績は、良い方ですが、クラス分けをしているので、成績優秀な生徒というわけではありません。模試は悲惨(・_・;)特に英語がひどいので、英語成績を上げるということでやってきました。
数学は、得意科目
しかし数学は、得意科目で好きとのことでした。成績も英語ほどひどいわけではありません。
大方の英語苦手な高3受験生は、4月時点で英語1科目を受講し始めます。
ほとんどの英語苦手な高3受験生は、英語を受講し始めます。英語が得意であれば、基本的には私のところなどのような予備校などへ来て受験指導を受けようとはしない高3受験生が茨城では多いのが特徴です。
4月時点で英語苦手高3受験生は、その後部活終了後に全ての受験科目を受講します。
英語苦手高3受験生は、部活をしながらのんびりと受験勉強を開始しました。
その私が受け入れた4月時点では、英語は中学1年レベルでした。高校受験がないので、その生徒は中学課程の英語でさえ忘れ、習得できてはいなかったのです。
しかし別の個別指導塾にはずっと通学していたようです。そちらで成績が上がらないので、私のところへ来たようです。それなら初めから私のところへ来てくれれば、今はかなり異なる結果になったのではと考えています。
4月時点で英語苦手高3受験生は、中学1年レベルの英語も習得できていませんでした。
もちろん私との授業は、1:1の個別指導でした。部活のない日あるいは早めに部活が終わる日に授業を設定しました。どの大学に行きたいというよりも行ける大学を早く作るというような英語成績状況でした。
英語の授業だけしか受けていないので、受験に間に合うはずはないのです。しかしその高3受験生は難関大学に合格できるという安穏とした気持ちを抱いていたように思います。難関中高一貫校に在籍しているという安心感を持つのですね。
理数系科目も同時に受講しなければ実際の受験には間に合いません。
6月には部活終了した同じ学校のクラスの生徒も英語授業に参加
「先生、部活終了した同じ学校のクラスの生徒も、私の成績が上がったから先生の授業を受けたいと言っている。」とその中高一貫校の英語苦手の高3受験生。「同じ授業で良ければ、一緒に受けても大丈夫よ。」と私。
新しい生徒の方が、いくらか英語はできているように感じました。
国語力は英文を読解するには大切な力になります。国語力を日々おろそかにしてはいけません。
部活が終わったもう1人の生徒は、英文を上手に訳すことができました。もちろんこの生徒も理系生徒でした。6月から来た同じクラスの生徒は、国語力があるように思えました。4月に受講開始した生徒は国語が苦手のようでしたね。
国語力は英文を読解するには大切な力になります。国語力、思考力と言っても良いかもしれません。国語力を日々おろそかにしてはいけません。国語力は日々の鍛錬で養成できます。
2人は競争しながら私の英語の授業を受けていました。
6月には4月に入学した生徒は基本的な文法、語法などはだいぶできるようになっていました。ただし長文読解になると上手に訳せませんでしたね。又英語の構文把握がなかなかできるようにはなりませんでした。構文把握には大変時間がかかります。
7月に入ると、二人とも次第に難しい文章も少しずつ読めるようになりましたが、まだまだ難関大学受験の英語学力には達してはいませんでした。
7月に入るとセンター試験の英語長文も読めるようになりました。
7月に入ると、かろうじてセンター英語の長文が読めるようになりましたが、センター英語の5番6番が読めるようになっているわけではありません。
英語が苦手だと受験はかなり苦戦します。
英語が苦手だと難関大学受験はかなり苦戦します。
特に理系は2学期以降つまり9月以降には、理数の科目の勉強に追われて行きます。理数科目に勉強時間をたくさん割かなければければいけなくなります。ですから英語は夏休みまでに難関大学受験のレベルまで到達しておくことが、難関大学現役合格には大事なことになります。
神奈川県や東京都の高校生よりも茨城県の高校生は皆さん大学受験を簡単に考えている傾向があります。
神奈川県や東京都の高校生よりも茨城県の高校生は皆さん大学受験を簡単に考えている傾向があります。大学受験は高校受験とは異なり、全国レベルの競争になります。
特に早慶大学は全国の受験生が憧れる大学です。東大や京大には入れないけれども、早慶大学なら入れると高3受験生は思うようです。ですから早慶大学現役合格は激戦になります。
夏休みの英語勉強
夏休みから東京で開催する早慶大学英語に、4月から私のところにやってきたその中高一貫高3受験生は参加してくれました。
第一回の早慶大学英語勉強会では、どうやったら早慶大学に合格できるのかというものでした。
早慶大学英語勉強会開催のお知らせはこちら→https://activeintheworld.com/topics/2813/
早慶大学英語勉強会開催報告はこちら→https://activeintheworld.com/blog/2839/
参加した後、徐々にその生徒は慶応大学に合格したいと思うようになったそうです。
それからその生徒は驚くほど勉強に明け暮れました。
どうすれば英語の学力が上がるのか?
どのように1日を過ごせば学力が上がるのか?などと相談してくれました。もちろん受験までの総合的な日時が絶対的に不足しているので、睡眠を削って勉強するしかないと話しました。
睡眠を削って勉強するという事は、私の時代の大学受験四当五落、4時間睡眠であれば合格しますが、5時間眠ったら不合格というものです。私の高校時代では睡眠時間を削って、合格を勝ちとらなければならないと教えていました。
しかし今の時代、科学が進歩し睡眠を削り勉強しても効果がないという実験データが出てきました。しかしその生徒は、毎日4時に起き勉強しその後学校に行き、そして学校が終わると私のところにやってきて勉強していました。毎日そのように勉強をしていました。
10月には、英語模試偏差値が60を超えたと喜ぶ
もちろんその勉強内容はこと細かに私が指導し、そして本人が実行していました。少しずつ少しずつ成績が上がり、模試の偏差値が60を超えたと喜んで写真を撮っていました。本人の努力の賜物です。私も嬉しかったです。
「先生見てみて、模試が返ってきたんだよ。英語の偏差値が60を超えたんだよ。人生で初めてだよ!写真撮らなきゃ!」と大変喜んでいました。他の生徒たちも同じように英語の偏差値が上がっていたので、みんなで大騒ぎをしていましたね。
英語偏差値が60を超えたから、これからは理数科目に集中!
英語の偏差値が上がったので、本人は、「これで理数科目に集中できるね。集中してもいいよね?」と聞いてきました。もちろん私は「理数科目に集中しても良いけれどもね。英語はなかなか上がらないし、そして勉強しないとすぐに下がってしまう科目だから、毎日時間の半分は英語に勉強時間を当ててね。」とアドバイスしていました。
英語ができるということは、どういうこと?
英語は文法語法熟語そして速読力、読解力が英文を読む上には大切になります、英語ができる生徒というのは、英語が読める。それも早く読め、早く設問に正答できる力を持っています。しかし大学入試にはそれ以上の学力ライティング力つまり英作文力が必要になります。
英作文も種類は多いです。
この英作文も明治学院大学、青山学院大学、早稲田大学、慶応大学などでは、それぞれ異なる出題のされかたになります。独特の出され方をするので、各大学の学部学科に応じて対策をしなければなりません。そしてそれが全て出来る生徒が本当に英語ができる生徒と言えるのです。
英語偏差値が良くても、英語力が高いというわけではないのです。
英語の偏差値が良くても、英語学力があると言う訳では無いのです。
早稲田大学にするのか慶応大学にするのか?選択する必要がある。
早慶大学現役合格には、どちらか一方つまり早稲田大学にするのか慶応大学にするのかの選択が必要になります。そして上智大学であれば上智大学の対策をしなければなりません。各大学の入試問題は独特な問題が多いので、模試という標準的な学力測定の範囲に収まらない問題も多々あるのです。
難関高校ではどんな模試を受けているのでしょうか?
難関高校では特に全国10難関高校では、各高校での独自の学力テストで生徒の学力を図り、全国的な模試を受けていないこともあるのです。ですから全国的な模試といってもすべての受験生が受けているわけではないのです。
模試の成績が良いことに越した事は無いのですが、模試判定だけで合格できるわけでもないのです。そこが大学入試の難しさそして想定できないことが起こることになるのです。
その高3受験生は順調に成績を伸ばしていきました。
その高3受験生は順調に成績を伸ばしあと一息で早慶大学に合格できそうな学力にまでに達することができました。
英語はだいぶできるようになりましたが、まだまだ不安要因はたくさんありました。無事に合格できることを願いながら、日々早慶大学現役合格へのプログラミングをきめ細かにその生徒に与え、そして確実に実行出来るように成績が上がるように指導しました。
残念早慶大学には不合格 でも、東京理科大のすべての学部に合格しましたよ!
結果その中高一貫校高3理数系受験生は、残念ですが早慶大学には不合格になりました。あと一息の成績だとは思いますが、やはり早慶大学現役合格のためには8月からの6ヵ月間の準備では間に合わないのだと再実感しました。その生徒は本当によく頑張りました!
毎年新高3生が私のところへ来て言う言葉 「1年で自分の志望大学に受からせてほしい」と。
毎年新高3生は私のところへ受講に関し相談しにやって来ます。「1年で自分の志望大学に受からせてほしい。」と。
学校成績が良い生徒は日々勉強する習慣がありますが、学校成績の悪い生徒は日々勉強する習慣がありません。ですから学校の成績が悪い生徒は、勉強する習慣を作って下さい。
勉強する習慣を作るのには、大変な時間がかかります。
勉強習慣を作るのは時間がかかります。勉強する気になったら、勉強できると難関高校の生徒たちは自分自身を過大評価しますが、、机に長時間座ることさえ実際にはできません。
その中高一貫校理系志望の高3受験生も4月に私のところにやってきた時から、4時起きに勉強していたら、もしかしたら合格していたかもしれません。しかし部活をやって睡眠時間を削り受験勉強することは難しいです。そのように出来る生徒はなかなかいません。
高校入学時から、受験勉強習慣をつける必要があります。
部活をやり受験勉強を行いかつ自分の志望大学に合格するためには、高校1年生つまり高校入学時から毎日コツコツ眠くても辛くても勉強する習慣を作らなければなりません。
自分の思う行きたい大学に合格したければ、早めの準備が大切だと言うのは本当のことなのです。本格的な勉強をし始めたからといっても、すぐに本格的に勉強ができるようになるわけではありません。少しずつしか勉強習慣をつけることはできません。
でも皆さんなかなか実感できないようです。
指導をする者としては毎年心の中で残念だなぁと思いながら指導しています
良い指導者を早く見つけ、早期に英語学力を伸ばすと、大学入試も楽になります。
英語学力を上げるには、良い指導者を早く見つけること。
英語学力があると、大学入試も楽になります。
英語外部資格試験も受けると、さらに大学入試は楽になります。
受講のお問い合わせはこちらへ→https://activeintheworld.com/contact/