2歩目
読んだ本のおもしろさを
直に子供に伝えること。
1歩目
おもしろい本を
たくさん積んでおくこと。
昨年
ある高3生のご両親様と面談した際に、
「受験生として読まなければいけない本を
たくさん読む機会を作ってほしい。」と
お願いしました。
その際に、
そのお父様は、
「読ませたい本は机の上に
積んであるのですが、
なかなか読まないのですよ。」とのお返事。
その高3生の家庭には、
ご両親が読ませたい本が
たくさん積んであるのだと
思いました。
私は、次のようにアドバイスをしました。
「ご両親様が、読んだ本の
どこが良くて読ませたいのか
子供に話してあげて下さい。」と。
さらに続けて私は、
「そのおもしろさを、本を見せながら
教えて話す機会を設けてほしい。」と
お願いしました。
たったそれだけなのです。
親が読んだおもしろさ楽しさを直に
子供に伝えるだけで
子供は本を読みます。
その後順調に、
その高3生は、
受験生として
読まなければならない
本を読み終えました。
その高3生は、
現代文の成績は
いつも良かったです。
しかし
難関大学に合格するには、
読むべき本がたくさんありますが、
その高3生は、読んでいませんでした。
難関大学に合格できる現代文の力と
模試成績などが良いのとは異なるのです。
「本を読むように。」とか
「これは、受験生として読むべき本の
リストよ。」と言って提示するしか
私にはできません。
ご家庭で、
読んだ本のおもしろさを
直に子供に伝えることは、
大切です。
まず
おもしろい本をたくさん積む。
次に
本のおもしろさや楽しさを、
本を見せながら
教えて話す機会をつくる。
実行してみて下さい。
必ず本が好きになります。
そのある高3生は、
早稲田大学
慶應大学に
合格しました!