古文はなぜ必要?
古文に自信が持てるようになると、
日本を知っている世界の仲間と気軽に交流できるようになります。
古文の作品には、作り物語(小説)、日記、随筆、歌論書などがあります。
古典の世界の理解ができていると、
日本人の美的感覚や価値意識などがわかるようになります。
世界の仲間に素晴らしい日本の古いお話ができれば、
あなたの人間としての魅力がさらに増します。
高校生の皆さんにとって
明治時代や大正時代の文学作品は
古典です。
でも
明治時代や大正時代の文学作品は
現代文です。
最近では、
明治時代や大正時代の作品を
そのままで読める人はほとんどいないでしょう。
教科書にも明治時代の文豪森鴎外の「舞姫」がのっていますが、
先生の説明などがなければ話の内容がわからない高校生が多いかと思います。
その時代に生きている人の気持ちや時代背景なども
皆さんの気持ちとかけ離れています。
先生の解説がなければ理解できません。
学校の異なる高3生から、
森鴎外の「舞姫」の解説をしてくれと頼まれます。
学校の先生の解説を聞いても理解しにくいのでしょう。
ある高3生の話
2、3年前にある成績優秀な高3生が訪ねて来ました。
「英語と現代文と日本史を教えてほしい。」
「古文は、勉強しないのですか?」と私。
「はい。私が受ける大学学部学科では、
古文が課せられていません。
だから古文の勉強はいりません。」
「古文の勉強をしないと、現役で進学できなくなりますよ。」と私。
「でも、古文は受験科目にはありませんから、大丈夫です。」
「今6月で、古文を勉強している時間がもうないのです。
だから古文が受験科目にない大学を選びました。
古文ができないのです。古文が苦手なのです。」
「それでも、古文を勉強しないと現役で進学できませんよ。」と私。
私は古文の勉強の必要性を何度もその高3生に説きましたが、
理解してもらえませんでした。
受験が終わった頃、風のたよりで私を訪ねてくれた高3生は、
浪人することになったようです。
おそらく
浪人しても志望大学には合格できないでしょう。
受験科目を狭めてしまった場合には、
その穴を浪人の1年で埋めることができない人が多いのです。
受験科目は決して狭めてはいけません。
それにしても
古文の勉強は、苦手な人が多いです。
模試の成績で不満を感じている高3生は、
早く私を訪ねて下さい。
東大古典、早稲田古典、
古典は苦手だよ。
全く話の内容がわからない。
得意な人も
苦手な人も
今から私としっかりやれば大丈夫です。
受験に間に合います。
学力に合わせて柔軟に指導します。
必ずできるようになります。
2014年入試でも
3題当たりました!
早稲田、立教、日本大学で出題された古文の問題が当たりました!
受験生たちは、話の内容がわかっていたので、設問にすぐにとりかかれ
現代文の解答に時間をかけることができたようです。
そして
「センター試験では、
源氏物語 が出るわよ!」と予想しました。
センター試験受験後
私の生徒たちが騒ぎました!
「源氏物語 が出た!」
「源氏物語 が出た!」
「先生、すごいよ!当てたね!」と
私の生徒たちが口々に話しました。
古文の基礎学力を早くにし上げておくことは、
東大合格への、
早大合格への
可能性も見えてきます。
受験科目になくても、古文の勉強はしましょう!
古文の勉強をすれば、浪人はしません。
高1生や高2生は
古典の勉強をしっかりして下さいね。
科目を絞ってしまうと
受験大学や受験方法が限られてしまいます。
理系志望の人も、
古典科目(古文、漢文)はしっかり勉強して下さい。
センター試験国語で高得点をとりましょう。
理系志望者は、センター試験国語では、
古典(3番、4番)で点数を稼いで下さい。
現役国公立大合格者は、
センター試験国語の
古典で点数を稼いでいます。
古文
苦手な人が多いですが
私と一緒に勉強すると
好きになりますよ!