２０２４年の今年、「大学入試が簡単だ！簡単になった！」という話題が多いですね。どこから出て来るのでしょうか？私はFBなどもしているのですが、そこへの広告の半分以上が私の仕事柄塾の宣伝です。ましな塾の宣伝はZ会ですね。普通の宣伝ですから。大手予備校のFBの宣伝を私は見かけません。聞いたことのないオンライン塾の宣伝です。

例えば、「茨城県・千葉県の方へ、今からでも筑波大や千葉大に合格できます！どんな成績でも大丈夫です！」というようなFB宣伝が流れてきます。合格者の顔写真入りの内容も流れます。

誰がその広告を見て信じるのだろうと考えるのですが、どうもそうでもないようですね。皆さん簡単に信じているようです。

３０年以上も大学受験指導をしてきた私からみれば、確かに最近の大学入試は簡単になって来ていますよ。親の世代よりも倍率はずっと少ないですしね。高校生が減ってきているので、簡単になってきていることは事実だと思いますが、入りやすくなっているというわけではないのですよ。

行きたい大学に合格したというわけではないのですよ。昔も今も行きたい大学に合格するのは難しいですよ。その難しいことを最近の高校生もその親御様もやりたがらないということなのです。

簡単な方向楽な方向へと邁進しているのです！

私は大学受験指導３０年以上。３０年以上大学進学塾を経営しています。毎年東大・早慶大対策指導をしています。又毎年早慶大に合格者を輩出。英語力が上がったと生徒たちが感じる授業を開催しています。東京・茨城で開講中のクラウンアカデミーの代表 近藤陽子です。

２０２３年＆２０２１年も早稲田大学に合格者を出しています。

２０２３年は、お茶の水女子大学、筑波大学にも推薦入試合格しています。

２０２０年には慶応大学には２名合格しました。経済学部、商学部、総合政策学部、環境情報学部に合格！早稲田大学には１名合格しました。商学部、社会科学部に合格！

２０１８年には東大にも現役合格者を出しました！

２０２１年９月に東京本郷校（都営地下鉄三田線　白山駅　徒歩１分）を新規開校しました！

★通学者対象：私の東京本郷白山校＆茨城県龍ケ崎市校の教室への受講のお申し込みはこちらへ→https://crown-ac.com/contact.html

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例えば、２０００年代の筑波大推薦入試

この数年推薦入試が重視されてきているのです。これは文科省が推進しているからなのです。国公立大学では募集人数の３割を推薦入試者で占めるようにとかなどです。私立大学は５０％以上を目標になどです。

筑波大学もかって２００２年頃は推薦入試を行っていました。ある特定の茨城県の高校からも毎年筑波大学推薦進学者が４名も出ていました。学力がなく授業についていけないということで、いつの間にか推薦入試がなくなりました。（私の記憶です。）

２００２年頃、茨城県にも教室を増やした頃なのですが、「随分簡単に筑波大学に合格できるのだなあ！」と思いました。つまり筑波大学は茨城県人には人気があっても、他の県の人には人気がないのだと私はその時思いましたね。受験者が減ると推薦入試などをして高校生をそれもたいして優秀ではない高校生を早々ととって、募集人員を埋めることが大学には良くあるからです。茨城県だと筑波大でしたね。

子供の多い時代の１９９０年初めごろの筑波大学の価値とはだいぶ変わってしまったということです。１９９０年の初め頃の筑波大は大変難しい大学だと横浜の遠い地からでも思っていました。２００２年頃には、こんな生徒でも進学できる大学になったのだとそして筑波大も随分落ちたと思いました。

私にとって筑波大学に合格させても充実感はありません！最近では私の茨城県の近隣の県立名門難関高校でも多数の合格実績があるからです。でも、医学部進学者は、地域枠が多いようですね…もっと推薦や一般入試などでも進学してほしいです！

行きたい大学に合格するのは依然として難しい！

旧帝国大学や筑波大学に合格しても、やりたい学部や学科に合格したというわけではないのですよ。入れる大学に入ったということなので、「大学入試は簡単だ！」ということになるのです。

やりたいことがやれなくても有名な大学に行きたいというのが、最近の大学入試なのです。つまり大学のネームバリューを皆さんが大切にしているということなのです。

行きたい大学に合格するのがなぜ難しいのか？

なぜ行きたい大学に合格するのが難しいのか？

➀対策に時間がかかる。

行きたい大学に必ず合格するには、最低でも３年間は必要です。推奨は中学３年を含めて、４年間かかります。８０年代の大学受験と同じぐらいの難度に戻ったと思います。入試問題はその時代よりもずっとずっと難しいのですが。

②費用がかかる。

中学受験をしなければ大学入試に有利にはならない。即ち最低でも小学校３年生から中学受験の塾に入れなければならない。小学校３年前までに基本的な学習内容を取得する必要がある。その時までも中学受験塾とは異なる塾が必要になる。中学受験をするのに、又もう一つの塾が必要です。高い難関中学に入ろうとする人は一つの塾だけではなく、家庭教師や別の塾に通う必要があります。

難関有名中学に入っても塾が必要になるのです。そして私立中高一貫校などに行けば、そこでもお金が必要になります。中学生から凡そ６年間さらに塾代や家庭教師などの費用が必要になるのです。

大学入試の推薦に必要な体験や経験をさせるための費用も又かなりかかります。

つまりお金がかかる。行きたい大学に合格するためにはお金がかかるのです。

③勉強は苦痛。

小さい頃からネットや漫画やアニメなどに触れていると勉強するのが確かに苦痛になります。苦しいことはやりたがらないということなのです。だれでも激しい受験勉強を終えたら勉強などしたくはありませんね！親も子も同じ気持ちです。ですから早くても高２生になってからとか高３になってから大学受験が始まる人が多いのです。つまり行きたい大学に合格する確率はずっと低くなるのです。あるいは初めから下げた志望大学になるのです！

下げた進学希望の大学合格のために、真剣に勉強するわけでもないのですよ！下げたのですからね。この成績では、無理だと考えて入れる有名大学が志望大学になるのです。

ですから、大学入試は簡単になってしまうのです！

大学入試は、簡単だという年ほど入試が難しくなります！油断しないようにね。

まだまだたくさん書きたいのですが、またまた長くなってしまいました！ここでやめますね。次回はもう少し短くしますね。長々と読んでくれてありがとうございます。

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常磐線「龍ケ崎市」駅西口前で開講。「東京白山」駅徒歩１分でも開講中。茨城・千葉・東京・神奈川・埼玉などの生徒さんが受講中。シンガポールやニュージーランドの生徒さんも受講中。

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２０２１年９月に東京本郷校（都営地下鉄三田線　白山駅　白山下方面　徒歩１分）を新規開校しました！

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