国公立大学を選択する危険性について
知っている方が良いと思う事を書きます。
国公立大学の難しさ
たとえ地方の駅弁大学だとしても、
入学するには
首都圏の名の知れた私立大学(例 日本大学など)よりも
努力を多く要します。
センター試験と2次試験。
2段階で試験を受けなければいけません。
かつ
文系、理系に関係無く、
センター試験の為に、
たくさんの科目を万遍なく
勉強しなければなりません。
科目数も5教科7科目を必要とします。
9科目必要の場合もあります。
全部の科目を
バランスよく勉強しなければなりません。
その為に
センター試験対策だけでも、
準備に2年ほどかかります。
センター試験本番で、
失敗した高校生をたくさん見ています。
ですから
センター試験で失敗した場合の事も
想定しなければなりません。
首都圏の私立大学との難度の比較
最終倍率は、首都圏の私立大学の方が高いです。
受験している時には、もっと倍率は高いです。
センター入試で合格できる首都圏の
私立大学(例 日本大学など)の
入試科目は、3ないし4科目です。
私立大学は、センター試験で必要な得点も
総じて高いです。
例えば、
筑波大学は、
センター得点は、75%~80%あれば
2次試験に合格する可能性があります。
茨城大学では、
センター得点は、65%~70%ぐらいです。
日本大学では、
センター得点は、70%~75%ぐらいです。
この数値は、医学部医学科を除いています。
もちろん
学科によって上記の数値よりも
高い場合も低い場合もあります。
ですから
国公立大を目指す進学クラスに在籍している
高校3年生が
夏休み後に挫折し
私立大学受験に切り替える人が多くいるのは
その為なのです。
世の中にそういう人はたくさんいます。
国公立大学から、私立大学に切り替えた方が
良いのは、
行きたい大学に行かれる可能性が高くなるからです。
行きたい大学に行かれる可能性が低くなると
夏休みに高校3年生は感じるようです。
難関高校生は、
センター試験に失敗した場合、
日大レベルも危うくなる事を
夏休みに気が付くのです。
しかし
私立大学から国立大学への切替は
まず無理です。
次回は、
それでも国公立大学を諦めたくない場合の
上手な大学受験勉強方法。