「個別指導の良さは、
わかるまでその生徒に合わせて
先生がじっくりと
教えてくれる。」
と皆さんは考えていると思います。
個別指導について
保護者様からたびたび聞かされる内容は、
「わからないところだけを教えてほしい。」
「わかるところは飛ばしてほしい。」
「ムダなことやムリなことはしてほしくない。」と。
そもそも高校生で
そして非常に頭の良い高校生でも
成績優秀な高校生でも
一度も経験したことのない
大学受験準備をする中で、
わかる個所とわからない個所が
わかるのでしょうか?
高校生は誰でもわかりません。
ですから
「わからないところだけを教えてほしい。
わかるところは飛ばしてほしい。つまり
わかるところは、教えなくて良い。」は、
間違っています。
高校生は
わかったと勝手に解釈しているだけです。
私の経験から、
実際には、わかっていませんでした。
「ムダなことやムリなことはしてほしくない。」
そもそもムダなことの定義が何であるのか
提示されないことが多いです。
大学受験にムダなことは
要らないということなのでしょうか。
であれば、極端な見方をすれば、
高校教育はムダということになってしまいます。
しかし
高校教育がムダということは絶対ありません。
次に
「先生が合わない場合があるから、
その場合先生をかえてもらえるから
便利。」
勉強を教えてもらうのに
先生と合う、合わないがあるのでしょうか。
先日
聡明な友人でさえも
「個別指導の良い所は、
先生がうちの子供と合わない時には、
かえることができるから
便利。」と言っていたので
私は驚きました。
子供は幼い頃から、
自分に合う合わないを
調べ、
そして
環境や学校や
先生も選ぶのが
最近の風潮なのでしょう。
実際に合う、合わないはあるのでしょうか?
皆さんはどのように考えますか?
私は、勉強を教えてもらうのに
合う、合わないは関係ないと
考えています。
「個別指導の良さは、
わかるまでその生徒に合わせて
先生がじっくりと
教えてくれる。」
その生徒に進度を合わせるのであれば、
個別指導の良さは最大限に発揮されます。
その場合には
用意周到のプログラムを用意できる
経験豊富な先生が必要です。
その授業時間内の
リーダーはあくまでも
先生であって生徒ではありません。
たくさんの生徒を指導した経験中、
他塾の「個別指導」から回って来た生徒の
印象は良くありませんでした。
多くの他塾で「進学個別指導」が始まった頃、
私の頭の中には、
「優秀な生徒は勉強する。」
「優秀な生徒は勉強したい。」
「優秀な生徒は分からないことを
わかりたい。」と入っていました。
ですから、
卒業生の紹介で回ってきた
「他塾の個別指導を受けてきた優秀な生徒」の
様子には驚き、初めのうちは
その「他塾の個別指導を受けてきた優秀な生徒」の
態度に慣れるまで時間がかかりました。
「他塾の個別指導を受けてきた優秀な生徒」が、
どんな印象かというと、
・生徒がお客様で、生徒は横柄です。
・来るとすぐに寝ます。
・注意しても、寝ます。
・勉強する姿勢を見せません。
・答えを教えて下さい。
覚えますから。
・考えるのは面倒くさいです。
このような例は、いくつもあります。
でも難関高校の生徒さんの例です。
ですから
初めの1ヵ月は、
「勉強するとはどういうことか?」から教え、
「生徒がすべき行動」などを教えました。
宿題のやり方や
わからないということが
どういうことなのかまで指導しました。
その結果
その難関高校生は
無事に志望大学に合格しています。
「個別指導」は上手に用いることが
大切です。
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