コロナウイルス感染防止のために、家にいなければなりませんね。時間がたくさんあるこの時期にやると効果があります!
主に高校生や受験生対象に書いていますが、どの学年でも同じ効果がありますので、やってみてくださいね。
高校生の皆さんには、やることがたくさんある事が見えない1学期の時にやっておくと、夏休み以降の学力が上がる要因になるのですよ。
2018年には東大理Ⅰにも現役合格者を出しました!
合格体験記はこちらへ→https://crown-ac.com/geneki.html
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大学受験指導30年以上。毎年早慶大に合格者を輩出。英語力が上がったと生徒たちが感じる授業。東京・茨城で開講中のクラウンアカデミーの代表 近藤陽子です。
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精読をする理由
皆さん、最近では高校も大学受験予備校のようになってきています。ですから英文も現代文も問題には必ず設問があります。
教科書を用いて学校で授業を行っている場合は、大丈夫ですよ。先生が精読の重要性を知っておられます。
大半の高校授業では、設問に沿って文章の解説が行われます。英文も現代文も全て同じ設問が作られるわけではありません。同じ文章でも、違う視点で作られる設問もあります。
文章をきちんと読んで理解していると、異なる視点でも読むことができます。違う理解ができます。異なる解釈を知ることができるのです。
同じ文章を読んでも異なる解釈ができることを知って下さい
毎年以下のような経験をすることが多いです。
ある名門高校の国語の定期試験で、全員の生徒対象に、東大入試問題国語の第4番(文系受験者のみ解答する問題)が出題されました。その名門高校の国語の先生の解釈は駿台の解説をほぼ利用していました。異なる解釈は、違う会社でなされています。違う視点でも読めるのです。その高校でのその文章は設問に沿っての駿台の解釈をほぼ用いているので、異なる解釈をした生徒の答案は全て×だったようです。別の高校では違う解釈をされた授業を行っています。
そうなのです。同じ文章を読んでも同じ解釈ができるわけではないことを知ってほしいのです。思考力を養成してくださいね。答えが一つになるように絞って問題が作成されているだけなのですよ。
東大の先生の採点者は恐らく両方をわかって、どのように受験生が考えるのかという思考力を試しているのだと思います。東大の先生は異なる解釈もできるということを、受験生に知ってほしいということがこのことからわかります。
精読のやり方は?
英文でも現代文でも古文でも漢文でも、何でも問題や入試問題を解く際には、本文の文章を精読してください。
①わからない漢字、英単語や語句・熟語などの意味を欄外に吹き出しを用いて、書き出して下さい。 設問に一つずつ答えながら本文を読まないでください。文章を 問題文としてではなく、自分が理解できるまで、文章の内容を精読して下さい。 理解するまできちんと読むことが大切です。
②「他の読み方はないだろうか?」と自問自答しながら丁寧に精読しましょう。時間をかけてきちんと読みましょう。
私の生徒でもなかなか実行しません。実行した生徒たちから、成績が上がりますので、私の生徒は皆さん、私の言ったことを実行している生徒の真似をしていきます。
皆さんも、騙されたと思って、きちんとやってみてください。読解力を養成するのに近道は無いのです。
「現代文はこう読む!」と言った内容の授業や問題集は、ニセの情報です!その例題文章だけは、そのように確かに読めるだけです。
皆さんは、一生を通じての読解力を養成したいですか?
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常磐線「龍ケ崎市」駅西口前で開講。東京でも不定期に開催中。茨城・千葉・東京・神奈川・埼玉などの生徒さんが受講中。シンガポールやニュージーランドの生徒さんも受講中。
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