AO入試増員 大学入試におけるAO推薦入試は国公立大でも増加!
文部科学省は10月4日、国立大82校と公立大86校の2017年度入試の概要をまとめました。
AO入試とは、書類審査や面接で判定するアドミッション・オフィス(AO)入試のことです。
AO入試を実施する国公立大が増加
書類審査や面接で判定するアドミッション・オフィス(AO)入試を1学部以上で実施する国公立大は計79校(47.0%)。前年度から4校増えて過去最高を更新しました。学力検査を原則免除し、調査書などで選抜する推薦入試は同1校増の160校(95.2%)でした。
なぜAO入試を実施する大学が増加するのか?
2020年に向かって、文科省は大学入試改革を継続しています。文科省は大学入試で多面的な選抜の導入を目指しています。文科省の担当者は「きめ細かな選抜に向け、AO入試がなじむと考える大学が増えているのではないか」と話しています。
2016年入試で初めて東大や京大で推薦入試選抜が行われました。
今までの経年の国公立大学の入試改革の経過を見ていると、大学入学後学力低下が著しいということで推薦制度が廃止された大学が増えたこともありました。でもAO入試は増加しています。不思議ですね。
2017年度入試で新たにAO入試を取り入れる国立大は?
2017年度入試で新たにAO入試を取り入れる国立大は滋賀、香川、熊本の3校。弘前大はこれまで推薦入試を実施してきた3学部でAO入試に切り替わります。←指定校推薦あるいは一般推薦入試が減少しているということなのでしょうか?
国公立大学入試方法の内訳は?
全体の募集人員は国立大が前年度比312人減の9万5448人。
全定員の3.8%に当たる3628人がAO入試。
全定員の12.4%に当たる1万1874人が推薦入試。
大阪大学は、「世界適塾入試」と名付けたAO・推薦入試を導入するために、新たに後期日程を取りやめました。
2017年入試では、後期で学生を募集しない国立大は8校に増えたそうです。
公立大は今春2校新設されたこともあり、全定員は前年度比479人増の2万9472人となりました。
国公立大学のAO入試定員枠が増加!
AO入試増員 大学入試におけるAO推薦入試は国公立大でも増加ということは、国公立大学が試験無しでも入れるということです。AO入試とは、書類審査や面接で判定するアドミッション・オフィス(AO)入試のことだからです。
国公立大学のAO入試は、狙い目ですね!
国公立大学まで、試験無しで入れるなんて、夢のような大学入試改革です。