来年の入試問題を想定しながら、高3生に現代文を教えて

今日は先ほど23時過ぎに帰宅しました。私の仕事場である教室は駅のロータリーの前にあるので、ほぼ雨にも濡れずに駅から来れます。今日は雨が降っていないので、車がいないロータリーでスケボーで遊んでいる高校生らしい子たちが賑やかにしていました!うらやましいぐらい楽しそうにしていました。少しうるさいぐらいですが、その賑やかさがコロナウイルスの緊張がとれたことを感じさせ、そして雨も降っていないので、スケボーの練習にはちょうど良いのだろうとは思いました。

新型コロナウイルス感染から守るために、窓を開け放しているので、賑やかな声はまる聞こえなのです。

今日は高3生の授業でしたので、真剣に勉強している高3生からしてみれば、何も考えずにスケボーを上手くなりたいと頑張っている人たちをきっとうらやましいと感じていたのだろうと思いました!

このところ国語は現代文の授業をしています。私の最近の現代文の授業は、学校の授業とは異なっています。学校の高3生の授業が、問題集を扱っているので、私の授業は問題集を扱いません。ひたすら考えさせ、ひたすら書く授業をしています。書く内容に正解はありません。

2018年には東大理Ⅰにも現役合格者を出しました!

今年2020年には慶応大学には2名合格しました。経済学部、商学部、総合政策学部、環境情報学部に合格!早稲田大学には1名合格しました。商学部、社会学部に合格!

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大学受験指導30年以上。毎年早慶大に合格者を輩出。英語力が上がったと生徒たちが感じる授業。
東京・茨城で開講中のクラウンアカデミーの代表 近藤陽子です。

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高3生に現代文の授業をして

今日は、つらつらと感じたことや考えたことを書きますね。

現代文の授業で教えたのは、「修辞法」。

今日は、最近高校では学ばなくなった、修辞法についての復習をしました。修辞法は古文で習うのですが、現代文でもたくさん使われています。修辞法の中でも比較的簡単な比喩についての復習をしましたが、答えられませんでしたね。残念!

私が出した例は、最近出版された「女帝 小池百合子」という書物の題名です。

女帝が暗喩(穏喩)になります。女帝のような小池百合子であれば、直喩です。

日曜日にブログ投稿した内容は落合陽一さんの著書についです。こちらへ→高校生が好きな落合陽一著「2030年の世界地図帳」を読んで、新しいルールSDGsで動き出した世界について考えてみようhttps://activeintheworld.com/blog/9671

落合さんの著書「2030年の世界地図帳」についても少し解説しました。落合さんの本は、最先端の知識が書かれているので、その箇所は高校生には難しいのです。解説が必要になります。

その後、「生きるとは?」「フルライフとは?」その反対の「エンプティライフとは?」と考えてもらいました。来週までの宿題は「自分の人生を描く」です。

「人生を生きるとは?」と聞いたら、生徒の皆が不安そうになりました。考えたことがないそうです。「どんな人生を送りたいの?」と聞いてもなかなか返事が返ってきません。

授業は、10時には終わらないと。親御様たちが迎えにきているので、早く終わろうとするのですが、生徒たちがなかなか動かないのです。

考えたことがないことを考えたり書いたりするのは、高校生には酷なのだとわかっていますが、「考えたことがない!」のが問題なまずい時代になってしまいましたね!

私は読書していた高校生でしたから、「人生をどう生きるのか」は絶えず考えていましたし、ノートにも書いてもいました。私と同世代の大学進学した高校生は皆様々なことを恐らく考えていたと思います。昨今の高校生は考えていません。

自分の人生を描くのはなかなか大変ですが、想像はできます。想像できるはずです!

最近の高校生は自分の意見を持っている生徒は少ないです。私はいつも生徒に「自分の意見を言いなさい。」と話しています。

しかし昨今の高校では、先生に反対の意見を言おうものなら、「反抗的な生徒」だと先生に言われて噂さえされてしまいます。先生が他の生徒たちに「反抗的な生徒だ」という噂を流すほどです。先生も意見を述べる生徒を警戒しているのです。このようなことは、毎年生徒から話を聞きます。

そんな高校現場が長年続けば、大学入試は変わります!意見がない、意見を持てない優秀な高校生を輩出しても、世界では活躍できないからです。

来年の入試から、自分の意見や考えを反映される入試がなされる予定です。完全移行は2024年からです。

来年入試に大いに反映されるのかはまだわかりませんが、自分の考えを書かせたり述べさせたりする機会は大学入試には今後多くなると思います。

私の生徒が設問に対応した答えを書く方が易しいと思うようになってくれたら、私の役割はいくらか終わったのだと考えて、次のステップに進もうと考えています。

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常磐線「龍ケ崎市」駅西口前で開講。東京でも不定期に開催中。茨城・千葉・東京・神奈川・埼玉などの生徒さんが受講中。シンガポールやニュージーランドの生徒さんも受講中。

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