激変の来年大学入試|どのように変わるのか?共通テスト英語

今年2020年、大学入試センター試験が廃止されました!最後のセンター試験は難しかった!

来年2021年から新しい入試制度が始まります!経験したことのない激変の大学入試になるかと想定しています。私の30年以上の大学受験指導の経験中、難化した全く新しい入試制度は初めてです。1980年代後半からは少しずつ大学入試が変わり、そして1990年からセンター試験が始まりました。2000年以降の「ゆとり教育」においてはアジア地域で日本の若者の学力不足を指摘されてしまってもいました。

2014年卒業の高校生で一応「ゆとり教育」は終了しました。

2015年の大学入試から新しいカリキュラムの下新課程入試が始まりました。今年度、その新しいカリキュラムで学習した高校生も全員卒業しました。来年2021年は全く新しい入試制度が始まるのです。

来年2021年には、全く新しい「大学入学共通テスト」に移行します。

当初予定されていた「英語4技能資格試験」は2024年以降に延期。「大学入学共通テスト国語」における一部記述式テストも延期となりました。

「大学入学共通テスト」最初の年度の高3生受験生はどのように来年の入試に向かえば良いのか簡単に紹介します。

2018年には東大理Ⅰにも現役合格者を出しました!

今年2020年には慶応大学には2名合格しました。経済学部、商学部、総合政策学部、環境情報学部に合格!早稲田大学には1名合格しました。商学部、社会学部に合格!

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大学受験指導30年以上。毎年早慶大に合格者を輩出。英語力が上がったと生徒たちが感じる授業。
東京・茨城で開講中のクラウンアカデミーの代表 近藤陽子です。

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激変の「大学入学共通テスト」英語

「大学入学共通テスト」英語の配点はリーディングが100点、リスニングが100点。

センター試験ではリスニングの比率は1/4。わずか50点です。

来年の「大学入学共通テスト」英語では、1:1と同点配点になります。その結果、センター試験と比べると2.5倍とリスニングの配点比率が極端に高くなります。

茨城県の高校生は、リスニングの苦手な生徒さんたちが多いので、来年の「大学入学共通テスト」では苦戦するのではないかと心配しています。

私も高1の早期からリスニングの練習をさせていますが、生徒本人の日々のリスニングの練習が必要になります。来年リスニングが苦手だと高得点を取るのが難しくなってしまいます。リスニングが苦手だと大学入試においては致命傷となるのです!

毎日、リスニングの練習をしましょう!

リスニングは得点を上げるのに最も時間がかかります!?

私の30年以上の大学受験指導の中で、リスニングができるようにするのが、一番難しかったです!

ですから、地道にコツコツとリスニングの練習を、私のところに来た卒業生たちはしてもらっていました。リスニングが極端にできない生徒もいました。やはりヘッドホンをつけて音楽を聴いている生徒は耳が良くありませんでしたね。リスニングの点数がなかなか上がりませんでした!

今年の卒業生までは、わずか25%の配点比率ですから問題なかったのです。

今年2020年に東大文Ⅱを受験した生徒は、センター試験でのリスニング点数は良かったです。でも東大リスニング問題では普段悪くても70%ほどはとれていた東大2次リスニングは47%しかとれませんでした!残念!

今年の東大2次リスニングは難化したそうですが、それでも練習していた時に、そこまでできなかったことは一度もありませんでした!リスニングは得意でした!

リスニングは一度聞き逃すと慌ててしまうこともあるので、集中するだけの技量があってもなかなか取れないのです。

リスニングは、対策した人でも高得点が取れない時もある。点数として安定しない。

②ですから、リスニング対策した人としなかった人とでは差が大きくつきます。

③リスニング対策をしても長期に時間が必要。時間がもっともかかるのです。

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リーディング100点は何が変わるの?

簡単に説明できることとしては、センター試験で出題されていた1番や2番の問題が無くなります。つまり、発音やアクセントなどの問題が消えます。熟語や文法などの短問答が消えます。

簡単に言うと、全部長文読解になります。センター試験よりも長文化傾向になります。私の生徒でもなかなか高得点が取れないので、やはりセンター試験とは異なるとは感じています。

出題される単語量や熟語量も増えます。問題量も増えるそうです。そして今まではなかった設問なども新たに出されるようです。今までは、答えは一つでした。しかし例えば、「正しいものを全て選びなさい。」などのような答えが一つではないような問題も出されるようです。

本質的な理解ができているかを確認する問題となっています。又実用的な英文も増えるようです。センター試験で出されるような、4番のグラフや広告の英文が出題されますが、センターよりも複雑な英文を読んで設問に答えるようです。

「大学入学共通テスト」英語は難化!激変!

センター試験の平均点は60点と想定される問題が作成されていました。ほぼどの科目も60点ぐらいが平均点でした。英語や国語だとセンター試験では120点ぐらいが平均点でした。でも「大学入学共通テスト」での平均点は50点を想定されて作成されるだろうとのことです。そして試行テストでは、平均点が50点もなかったそうです。つまり難しいということですね。いやはや大変!

というわけで、英語は難化・激変です!

さてさて、どのように戦略を立てたら良いのか?私の生徒たちの来年の結果をお楽しみに!!!

30年以上の経験をもってしても来年の入試の予想がつきませんね!ただただ難しいということが想定できるのです!ガンバ!

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常磐線「龍ケ崎市」駅西口前で開講。東京でも不定期に開催中。茨城・千葉・東京・神奈川・埼玉などの生徒さんが受講中。シンガポールやニュージーランドの生徒さんも受講中。

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